変わった教えはさらになし

昭和58年

 浄土真宗親鸞会を結成したといっても、別に変わった教えをつくったのではありません。

 今日は親鸞聖人の教えが正しく伝えられていない、これでは親鸞聖人に申し訳ない。

 何とかそれらの人たちにも本当の親鸞聖人の教えを、分かってもらいたいと結成したのが親鸞会なのです。

 親鸞聖人の教えは、平生業成以外にありません。

「平生」とは達者な時ということ。次の「業成」の「業」とは人生の大事業。

「これ一つをするために人間界に生まれてきたんだ。これさえ成し遂げれば、いつ死んでも後悔はない」ということです。

 次に「成」ですが完成ということであります。

 親鸞聖人は、人生の目的をはっきりと教えられ、完成する方法もはっきりと教えておられます。

 私たちは何のために、生きているのか。

 この人生の目的を親鸞聖人は無碍の一道に出ることだ、と教えておられます。

 親鸞聖人が、無碍の一道と言われた境地を、私は絶対の幸福と言っています。

 親鸞聖人は、その世界へ出たことを『高僧和讃』に、

「釈迦弥陀は慈悲の父母
 種々に善巧方便し
 われらが無上の信心を
 発起せしめたまいけり」
と教えておられます。無上の信心が発起したとおっしゃっているのは、絶対の幸福になったことであります。

 親鸞会25周年のご法筵も、お祭り騒ぎにしてはなりません。私たちの目的である、無上の信心を発起させていただくご縁にしていただきたく思います。

高森顕徹 公式サイト
更新履歴

2012.01.30ヤシの木の下で昼寝をすると、幸福になれるのか? 楽園にいたカロザース(光に向かって)

2012.01.30目先に一喜一憂しては、遠大な未来を見とおせない(光に向かって)

2011.11.22推薦状などにたよるな!なにものにも勝る紹介状を身につけよ!(光に向かって)

2011.11.22工夫とねばりが大切。何事も早く見切りをつけてはならない(光に向かって)

2011.10.17あとがき
(親鸞聖人の花びら)

2011.10.17はじめに
(親鸞聖人の花びら)

2011.09.30賢者は何人からも学びとる敵将の献策をもちいた韓信(光に向かって)

2011.09.30迷うことなく自分の道を進んでゆくということは、なかなかに難しい(光に向かって)

2011.08.03ニセモノのチャーチルを見わけよ 使命に忠実(光に向かって)

2011.08.03逃げ場がないから必死に戦う 数千の韓信軍、二十万を破る(光に向かって)

2011.06.21殿さまの命令に従わなかった船頭(光に向かって)

2011.06.21なぜ、子供が返事をしないのか 姿にかけた教育(光に向かって)

2011.04.28バカ…だなぁ、私は チエの回転(光に向かって)

2011.04.28二十四度殺された老婆 口は禍の門(光に向かって)

2011.03.31一番好きな人を生命がけで育ててくださったお母さんが、一番好きです(光に向かって)

2011.03.31さてこそ水は尽きたとみえる(光に向かって)

2011.02.24釈尊出世の本懐(白道燃ゆ)

2011.02.24「私も靴屋です」とビスマルク 貴賤を問わぬ温容(光に向かって)

2010.12.13みんな欲に殺される あんな広大な土地はいらなかったのだ(光に向かって)

2010.12.13ヤセがまんではすまなくなる~良妻と悪妻(光に向かって)

2010.11.5満点主義の秀才でなかったから、起死回生の勝利を生んだ(光に向かって)

2010.10.20本当の仕事ができる男 大王の権威もゴミかホコリ(光に向かって)

2010.09.18こうしてドン太は、大根まきができなかった 縁起かつぎ(光に向かって)

2010.09.08小にこだわり大を失う 牛をすられた農夫(光に向かって)

2010.09.08生命はやるが、金は渡さぬ 逃げる石川五右衛門(光に向かって)

2010.07.01ミッドウェーで優勢であった日本艦隊が、なぜ敗れたのか(光に向かって)

2010.06.22腹立ったときは、数をかぞえよ 焼け野原で、ひとり泣きたくなければ(光に向かって)

2010.06.22親鸞聖人の虚像と実像(白道燃ゆ)

2010.06.9自覚症状なき病人(白道燃ゆ)

2010.06.9智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず(光に向かって)

2010.05.25ああ、おれも子供に門番にさせられることがあるのか(光に向かって)

2010.04.02はじめに(歎異抄をひらく)

2010.02.15はじめに(なぜ生きる)

2010.02.01ハッキリするまで、求めぬけ(白道燃ゆ)

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