なぜ本願寺を出たのか
(浄土真宗親鸞会 結成の目的)

昭和53年

 親鸞会の結成を見て、なぜ本願寺の中で、その改革をしないのかと非難する人もありました。
 当初は私もその方針で努力してはみましたが、1人や2人の者がいかに必死になってみたところで、所詮は無駄な抵抗にすぎないことを知りました。
 老朽な大船の底には、すでに修復不可能な大穴が幾つも開いていた。
それだけではない。船内は臭気が充満し、窒息の危機にさらされておりました。
 これが東西本願寺をはじめとする真宗十派の悲しい実態でありました。
 古今東西、教団改革など成就したためしは、ただの1度もありません。
 教団内にあって造反、改革に真実の気勢をあげるくらいなら、苦しくても外に飛び出して、真実開顕にそのエネルギーとファイトを費すべきであると決意したのであります。
 親鸞会は決して我執をつのるものでもなければ、名利のために行動しているのでもありません。
 ただひたすらに真宗の危機は全人類の危機と受け止め、いかにすれば釈尊や親鸞聖人の本当の教えを鮮明にすることができるのかと、孤軍奮闘しているのです。

高森顕徹 公式サイト
更新履歴

2015.01.08あわれむ心のないものは恵まれない~試された親切心(光に向かって)

2014.01.22すぐ100万円を持っていったのは、なぜか~恩知らずになりたくない(光に向かって)

2014.01.22殺して生かす ~相手を裏切り、ののしられ、迫害も覚悟しなければならぬこともある(光に向かって)

2013.11.25甚五郎のネズミはうまかった~技量と智恵(光に向かって)

2013.11.25だから青年白石は三千両を拒否した~信念は未来を開拓する(光に向かって)

2013.09.30世界一おいしいご馳走ができあがりました、と料理人は言った(光に向かって)

2013.09.30最初から負けていた~勝利のカギ(光に向かって)

2013.08.24大石内蔵助の13年間~先見と熟慮(光に向かって)

2013.08.24生活の乱れた学生の更生法~大学教授のたくみな指導(光に向かって)

2013.07.25下等の人間は舌を愛し、中等の人間は身を愛し、上等の人間は心を愛する(光に向かって)

2013.07.25牛糞を食わされた祈祷師(光に向かって)

2013.06.07笛を高く買いすぎてはいけない(光に向かって)

2012.10.04おまえはなぜ、3階を建てんのだ 本末を知らぬ愚人(光に向かって)

2012.10.04やめよ!やめよ!と突然、早雲は叫んだ なりきる尊さ(光に向かって)

2012.09.06まもなく、若い社員の一人が解雇された 排他は自滅(光に向かって)

2012.09.06猫よりも恩知らずは、だれだ 腹立てぬ秘訣(光に向かって)

2012.08.06人を身なりで判断はできない 一休と門番(光に向かって)

2012.08.06富んでも、昔の貧しさを忘れ、おごるなかれ 岩崎弥太郎とその母(光に向かって)

2012.05.30この娘を美しくないという者があれば、金子千両を出してやろう(光に向かって)

2012.05.30施した恩は思ってはならぬ。受けた恩は忘れてはならない(光に向かって)

2012.04.10己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる(光に向かって)

2012.04.10これへ、その下肥とやらをかけてまいれ、とバカ殿 偶像崇拝(光に向かって)

高森顕徹 公式サイト
関連リンク集